Sustainability
サステナビリティ
「We Are One TBK」の
もとで取り組む
新たな変革と挑戦
2025年3月期の振り返り

TBKは、「お客様に喜んで頂く商品をつくり、社会に貢献する。」という経営理念のもと、商用トラック向けブレーキやポンプなどで培った技術力とグローバルな事業展開を強みに成長してきました。自動車業界の構造変化が加速する中、私が社長に就任した2022年には「VISION 2030」を策定し、「時代の変化に合った価値をスピーディーに創造する企業」を目指す姿とし、「1. Do now 2. Do new 3. Run fast」の行動原則を掲げました。

2025年度からの第16次中期経営計画では、「We Are One TBK」のスローガンのもと、「コア技術・コア製品の強化」「事業基盤の変革」「新領域への挑戦」を基本方針とし、ESG経営をこれらを支える礎として位置づけています。CO2排出量の削減や資源循環の高度化などを通じて環境負荷低減に取り組み、脱炭素社会への移行に貢献していきます。

人的資本経営の面では、多様な人材が安全・健康に働き、成長し続けられる環境づくりを重要な経営課題としています。性別・国籍を問わない登用や継続的な育成・キャリア支援を進め、女性をはじめとする多様な人材がマネジメント層で活躍できる機会の拡大と、エンゲージメント向上による定着と離職防止に取り組みます。将来の人材不足リスクにも備え、工場の自働化・ロボット化などによるサプライチェーン全体の人材確保・生産性向上も進めていきます。

コーポレート・ガバナンスでは、取締役会が当社グループの持続的成長と中長期的な企業価値向上に対する最終責任を負う機関として、社外取締役を含む多様な視点から経営陣を監督しています。品質・安全などの重要なリスクについて報告と議論を重ね、再発防止策の徹底とリスクの早期把握・迅速な対応を図るとともに、課題やリスクが率直に報告される企業風土の醸成に取り組んでいます。

私は、TBKをよい会社にして次の世代にバトンタッチしたいと願っています。そのためにも、「VISION 2030」で目指す姿や第16次中期経営計画で掲げた財務・非財務の目標に対し、SSBJの開示基準やTCFD提言、人的資本開示の動向を踏まえた指標を設定し、その進捗やリスク・機会を統合的かつ分かりやすく開示するとともに、機関投資家・アナリストをはじめとするステークホルダーの皆様との対話を通じて、ESG経営を軸とした中長期的な企業価値向上に努めてまいります。